Nissan Leafに試乗してきました。EVアツイ。
概要
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リーフを1泊2日で試乗できるキャンペーンがあったので試乗してきました。
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普段は、350馬力(2リッター ターボ ハイオクエンジン)の車に乗っているので、男目線でトルクや利便性などを比較していきたいと思います。
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がっつり試乗するために、東京から長野への1泊2日の旅行を組み、720km走ってきました。
1日目
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東京から長野へ
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走行距離382km
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充電回数3回
経路↓
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借りた直後は残り電池は100%!あと275km走れるとLEAFは表示しております。
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外気温は22度。過ごしやすいです。
- バッテリー温度表示。バッテリー温度が高くなると電池の効率が悪くなってくるらしいので温度には気をつけるようにとNISSANの人に言われました。
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放電、充電メーター。
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ブレーキにおいて、プリウスは回生ブレーキ(ブレーキのエネルギーを充電に回すこと)と違ってブレーキの効きがが大きいので、充電に結構使われるかんじです。500mぐらいから山を下っていると、充電メーターが2%ぐらい上がりました。
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そして、東名高速道路の足利SAで1回目の充電。
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初めての充電は緊張します。足利SAは駐車スペースが4台分あり、充電器は2台あります。到着したときは、1台が充電待ちをしていました。
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下の部分にある非接触ICカードを5秒くらいかざすと、認証されます。
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「おかわり充電」って笑
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これは急速充電器と呼ばれる物。
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400V, 32Aか。12kWで充電するんですねぇ。 ドライヤー10個分か。
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充電器には説明書きがたくさん書いてあって、カオス。
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結局は、カードをかざして、コンセントを車に挿して、充電開始ボタンを押すだけです。
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充電が開始されたら、スマホで25分のタイマーをかけて、終了直前に戻るようにします。次の人が待っているはずなので。
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こういう面でも時間の制約が出てくるのが若干面倒。
- 新東名の浜松SAで再度充電。こちらは25kW。ドライヤー20個分。足利の2倍!
- こちらは空いています。
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途中、1回、高速道路での充電を挟み、宿の近くの道の駅で充電。
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山道を登ってきたこともあり、電池の消費量は大きかった。
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高速ならほとんどのPA,SAに充電器があるから充電の心配は無いけど、田舎の一般道に行くときには、充電場所を気にする必要が有ります。今回は運良く、通り道に24時間営業があったので良かった。
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新しい機械で綺麗!
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急ににわか雨で給電が大変。ガソリンスタンドだとほとんどの場合屋根があるから雨を気にしないで給油できるけど、EVの充電器は屋根が基本的に無いです。
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非接触カードだし、レシートも無いからインフラ側は濡れても問題無い作りになっているというのもある。
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ここまで山道を15kmぐらい登ってきたけど、トルクが凄い!無段変速なので、どこから踏んでもすぐにトルクが出るから、ワインディングロードは気持ち良く走れます!
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雨だと濡れるので充電が辛い。Suicaみたいに瞬間的認証されれば良いですが、5秒くらい待たされます。また、充電が開始されるまでタイムラグがあって要改善ってかんじです。無駄に待たされることが多くて、充電開始まで1、2分かかるのでちょっとストレスが溜まります。古い銀行のATMみたいに、ボタンを押してから次の操作ができるまで時間がかかるかんじ。
- 30分待ち。
- ボルト数が書いていないのでワット数がわからない。けど、アンペア数は今までで最強。
2日目
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長野から、箱根、御殿場を経由して東京へ
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341km
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充電回数4回
- 宿の駐車場。晴れてます!
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昨晩の深夜に峠へ走りに行ったので、朝一で充電。
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朝なので人間は元気で、運転したいのですが、充電で足止めされる感じ。
- 残り20%を切るとちょっとどきどきする。
- お天気は最高!
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箱根を越えて、御殿場アウトレットモールで充電。バス駐車場の端っこの方に設置されています。
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充電場所は空いていて、店舗に近くて良いです。
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帰りは渋滞。
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渋滞しているときはe-pedal機能が楽です。脚を離すとブレーキ、押すとアクセル。脚を置き換えなくても良いのでらくちんです。でも、踏み方がデリケートになるので神経は使います。
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脚を離したときブレーキのかかり具合は、まぁまぁ強めにかかるって感じです。急ブレーキほどはいかないです。
- 途中、1回の充電を経由して渋滞中。
- 2日で約720km走りました。
- 今回お世話になったNISSAN東中野店。ありがとうございました。
考察
良い点
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どこの速度域でアクセルを踏んでもすぐにトルクがかかる。タイムラグは電子制御で無いアナログアクセルのガソリン車より圧倒的に早い。
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超静か。。。
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ガソリン車では、走っていると二酸化炭素や公害物質をまき散らしているイメージがあるが、LEAFの場合は何も排出しないので環境に良い気持ちになり、周りのガソリン車が公害に思えてくる。
- このページでの計算ではCO2排出量はガソリン車に対して1/3と見積もられている。
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低重心で安定している。カーブはとても安心して曲がれるし、低重心なのでロールも少ない。
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重量は1500kgありますが、それを感じさせないぐらいのトルクです。感覚としてはガソリン車の1200kgぐらいのイメージの軽さ。
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一軒家なら家で充電出来る。(ガソリンスタンドへ行く必要が無くなる)
悪い点
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遠出をするときには、充電回数が多くなってしまう。
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充電場所が混雑していると、順番待ちと充電時間がかかってしまう。自分のペースで運転できず、充電場所や時間に制限されてしまう。
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郊外には充電場所が少ない。せめて、ホテルや旅館にあるとうれしいのだが。
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マクロで見ると、中国の深センではタクシーが全部EVとのこと。
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EVの台数予測 はこんな感じ。
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Teslaも乗りたくなった。
ニュートラル
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バッテリー切れになったら、JAFで近くの充電ステーションまで搬送。(ガソリン車も同じ)
- 発電装置を持っておけば回避出来るが、化石燃料へ回帰するという問題。
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HONDA S660といった小型スポーツカーがEVになったら超楽しそう。