はじめに
ことの始まりは2020年。その年の6月に計画していたドイツ周遊旅行が、世界的なパンデミックの影響でキャンセルになったことからでした。航空券は現金ではなくポイントで返金されたのですが、その有効期限が刻一刻と迫っていました。


「このままポイントを失効させるわけにはいかない…!」
そう思って同じドイツへの航空券を探すも、燃油サーチャージなどの高騰で、当時確保していたポイントでは片道分にしかならないことが判明。物価の高さも考えると、今ドイツへ行くのは得策ではなさそうです。
そこで見つけたのがトルコでした。比較的物価が安く、それでいて魅力的な世界遺産が豊富にある。金額的にも25万円を消費してプラス数万円で行けるためです。以前トランジットで少しだけ立ち寄った際の、あのエキゾチックな雰囲気も忘れられません。こうして、トルコをメインの目的地とした周遊旅行の計画が始まりました。
2018年からまともな長期休暇を取れていなかったので、実に4年ぶりの海外旅行。せっかくならと、経由地としてUAE(アブダビ)、そして何度も訪れて勝手知ったるシンガポールも旅程に加え、約12日間の計画を立てました。
4年分の期待を胸に始まった2022年8月の旅の記録を、ここに綴っていこうと思います。
Part 0:成田空港へ
平日13時30分の京成スカイライナー。貸切状態です。

成田空港第一ターミナル。なんかちょっと内装がおしゃれになってました。

出発時間が少し前倒しになってます。

なんだかんだでちょっと時間が空いたので搭乗口の前で仕事。販売中止になるらしく、希少価値が出たハイチュウ

4年ぶりの長期旅行、最初の目的地はUAEの首都アブダビです。過去にドバイを訪れたことはありましたが、アブダビは初めて。期待に胸を膨らませ、成田空港から飛び立ちました。
Part 1:近未来都市アブダビで過ごす、優雅な時間
エティハド航空で向かう、非日常への入り口
今回の旅では、アブダビを拠点とするエティハド航空を利用しました。ちょっとうろ覚えですが追加料金を少し払って非常口のところの足が伸ばせるシートにしました。身長が少し高いのでとても快適でした。窓側のシートでもいつでもトイレに行けるしストレッチもすぐできます。

機内食や丁寧なサービスの一つひとつが、これから始まる旅への期待感を高めてくれます。約11時間のフライトもあっという間に感じられるほど、快適な空の旅でした。
現地には22:30ごろ到着。空港に併設しているホテルに宿泊。

ホテルはそこそこ広くて綺麗。

ずっと動けない状態で身体が固まりまくったので朝6時から14kmほどランニング。

物価は高め。RedBullが800円。AEDJPY=約40円。
RedBullによって現地の物価感を把握していきます。世の中的にはビックマックの価格でチェックす量ですが、マクドナルドを探すよりRedBullのほうが手軽に見つけられます。

豪華絢爛!エミレーツ・パレス
アブダビでの観光はノープランです。とりあえずレンタカーで回るのが良さそうだから朝一で適当なレンタカー屋でレンタルします。
Web予約だと入力が楽ですが現地での手配だと書類記入とかが面倒で時間がかかります。

道は広くて走りやすいです。砂なのか良くわからないですが空気が霞んでます。とりあえず一番遠いところにあるEmirates Palaceへ向かいます。

Emirates Palaceのわりには駐車場が日本の地方の寂れたショッピングモールという感じの作りです。

駐車場からホテルへ向かい、エントランスから一歩足を踏み入れると、そこはまさに「宮殿」。天井まで続く巨大な吹き抜け、金と大理石で彩られた内装は、豪華絢爛という言葉がふさわしい空間です。

それにしても観光客とか一般客はほぼ居ません。ホテル従業員しか居ません。

客がいないことを良いことに、あちこちで改修工事をしているので騒音が酷いです。

Emirates Palaceで有名なカフェへ。せっかく来たので豪華な気分を少しでも味わいます。
貸切状態です。

良くわからないお菓子が運ばれてきました。

金箔入りカフェラテ。ラテアートがされてます。

金箔をのせたソフトクリーム。金沢で売ってる感じのです。味は普通です。

トイレ。超きれいで広い!右下に少し写っていますが、タオルが1つ1つ置かれています。豪華!

人が少なさすぎる。。。

客が全くいないのにケーキが売られている。。。。うーんすごい。

2500円ぐらい。

Emirates PalaceはFast&Furious 7のロケ地でもあります。
今日はガスっていて良くわからないです。空気が霞んでいると観光がつまらないです。

気温は37度です。直射日光が当たるところは結構辛いです。日陰はまぁ、耐えられます。湿度が低いので汗はすぐに乾く感じです。

Emirates Placeの正面。霞んでる。。。

空気が霞んでいるので散策しても面白くないので屋内設備で楽しむことにしました。ランチも食べたいし。
まずは、近くのショッピングモールへ。
入口でCovidのワクチン接種証明書が求められます。UAEはcovidによる行動制限が厳しいです。

とても人がまばら。。。一応、これは日曜日の昼時です。



なんかあんまり面白くないのでルーブルへ移動。

砂漠に浮かぶ芸術の殿堂「ルーブル・アブダビ」
アブダビでのハイライトが、2017年に開館した「ルーブル・アブダビ」です。フランス・ルーブル美術館の初の海外別館で、そのユニークな建築デザインでも知られています。

ドーム形状になってます。上の複雑な形の部分にたくさん鳥がいます。。。

モナリザの巨大な画。

箱がとても広い。展示エリアはさほど広くない。展示物も有名なものは無い感じ。



特に印象的だったのが、巨大なドーム型の屋根から差し込む光。幾何学模様の隙間から木漏れ日のように光が降り注ぐ様子は「光の雨」と称されているそです。

日本のセクションがありました。

超巨大ショッピングモールのあるYAS Mallへ向かいます。観光ガイドなどでよく見るFerrari WorldはYAS Mallの一部にあります。
YAS Mallへ向かう途中、たくさんの分譲住宅が建設されているエリアがありました。超広いです。

YAS Mallは超広いです。。。軽井沢のアウトレット5個分ぐらいのイメージ。
プールの施設もあったりするので入口がたくさんあるので目的地がどこらへんか良くわからないですが適当にFerrari Worldっぽい場所の近くに駐車しました。

5分ぐらい歩くとFerrari Worldの入口が見えてきました。

このあたりのテナントはこれからはいるのか、全部工事中。

Ferrari World入口

何やら記念撮影スポット。


Ferrari Worldの建物の中心にある渦がこの部分です。そして、入口から中がある程度見えるのですが、どう考えても中身がしょぼそう。。。子供向けって感じの施設でした。
なので、ここまで来ましたが入場しませんでした。箱は立派ですが中身がイマイチ感。。。


中東では有名なヤギのミルクで作ったチョコ。

LEGOの店

シェイク・ザイード・グランド・モスクへ向かいます。
シェイク・ザーイド・モスクとはアブダビにあるモスク。世界最大のペルシア絨毯が置かれたことで有名になった。伝統的なイスラムのデザインと近代的な建築技術を用いてつくられた。2007年に竣工した世界で6番目に大きいモスクである。
駐車場から撮影。このあたりは地下に広大な屋内設備があるので地下のショッピングモールを歩いているとモスクに到着する感じです。

スケール感が伝わりづらいですが巨大です。小さく写っている人と比べてもらえるとわかると思います。


建物内もとても豪華です。アブダビは、ここだけは来るべきところだなと思いました。

アブダビの真ん中辺にあるホテルに泊まります。すごい豪華です。

建物の内部が吹き抜けです。

広い!21時頃到着して朝に出発しないといけないのであんまり滞在できなくてもったいないです。


朝食はルームサービスで。確かデフォルトでついてきた。
量が多くて食べきれない。。。

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トルコ周遊へ続く。
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